Black and White

『BLEACH』を愛して止まない男・ほあしが漫画の話をします。当ブログに掲載されている記事の無断転載を固く禁じます。

『BURN THE WITCH』第3話「She Makes Me Special」の感想

どうも、ほあしです。

早いものでもう第3話です。やっていきましょう。

 

扉絵、マ~~~~~ジでかわいいですね。オスシちゃんはいるのにバルゴだけいないことに気づいて爆笑しちゃった。

第3話のタイトルは「She Makes Me Special」。直訳すると「彼女が私を特別なものにする」です。メイシーがエリーとの出会いを振り返る中で言った「自分が特別になった気がしたの」「あの子があたしを特別なところへ連れていってくれる気がしたの」という言葉をほぼそのまま引用したものですね。

 

トップ・オブ・ホーンズの会議は「竜頭議場(クラウン・カウンシル)」と呼ぶようです。直訳すると「王冠評議会」。王冠という言葉がサラッと出てくるあたり、王室の存在感が大きいイギリスっぽい雰囲気を感じます。ウイング・バインドにも王様に当たるような人物がいたりするんでしょうか。彼ら流の呼び方だと「王」よりは「社長」という感じになりそうな気もしますが。

主任、結局のところ何のために議場に行ってたんでしょうね。マジで転属のご挨拶のため? 間が良いのか悪いのか…。ていうか主任、戦術隊長官サリバン・スクワイアからの覚えがかなりめでたいようですが、そんなに買い被られてしまうような実績がなにかあるんですかね。主任が戦術隊に転属することになった直接のきっかけは、読切版でオスシちゃん&セルビーの対処にニニーたちを逸早く派遣したセンスを買われてということでしたが、それ以外にも我々読者が知らないところで何か大きな活躍があったのかもしれませんね。もしかしたら京楽春水タイプの「普段は飄々としてるけどやるときはメチャクチャやる系おじさんキャラ」なのかもしれない。

 

ブルーノ、普ッ通~~に敵でしたね。というかこれ最終的には、手段を選ばなすぎるダーティさを理由にブルーノが討伐対象にされそうな気がします。あるいはリッケンバッカーが完全に『黒化』してしまうとか。

のえるがトップ・オブ・ホーンズの顔を知らないの、笛吹き隊での仕事に満足していて出世欲も全然ないあたり当然かもしれません。とはいえ、逆に言うとこれは「これまで笛吹き隊で仕事をするなかでブルーノの顔を知る機会が無かった」という意味でもあるわけですよね。だとすると、笛吹き隊と魔陣隊は、日頃の業務で直接顔を合わせることがあまり無いのかなという想像はできそうな気がします。まあ、単にブルーノが部隊のトップなので現場に出る機会が少ないだけという見方もできますが、でも今回の動きを見るに彼はかなり「現場主義」っぽいというか、「手柄は自分の手で直接掴み取りに行く」というタイプに見えますよね。やっぱり部署間の繋がり自体がやや薄いのではないかという気がします。

 

ブルーノ、バルゴの身柄拘束を正当化するための筋書きを語るなかで「”ドラゴン憑き”が 自分を面白おかしく書いたこともあるタブロイド紙の本社を襲撃」と言っていますが、これはメイシーのことを言っていると考えればいいんですよね? 「バルゴはメイシーのテロ行為に協力している犯人の一人なので身柄を拘束する」という話にするつもりっぽいです。

ちなみに読切版でバルゴがドラゴン憑きと認定された際には「覆面竜セルビーと10年間接触し続け、噛まれたため」と説明されていました。

f:id:hoasissimo:20200907120037p:plain

久保帯人『BURN THE WITCH』読切版より)

ドラゴン憑きになるのに必要な接触の濃度や回数がどの程度なのかは分かりませんが、 連載版の第1話で、のえるが市民にわざわざ接触検査を行なっていたのを見ると、ごく限られた接触でもドラゴン憑きになってしまう危険性はあると考えるべきなんでしょうね。だとすると、2ヶ月にわたってエリーを飼育し続けたメイシーがすでにドラゴン憑きになってしまっている可能性も大いにありそうです。

ただ、メイシーはもともと極めて高い魔力を持つ”竜を見る者”であったという事実が指摘されています。この「一定以上の魔力を持つ」という体質が魔女/魔法使いになるための必須要件であるとするならば、彼女はこの体質のおかげでそもそも「ドラゴン憑き」にはならないという可能性があるんですよね。「遅かれ早かれ裏へ来たさ」とブルーノも言っていますから、メイシーには裏ロンドンで生きていけるだけの素質があるわけです。やっぱりメイシーも魔女の仲間入りするのかな。

 

ブルーノ、自薦で討伐対象を作って自分の手で討伐するという、なんとも見事なマッチポンプです。まあ「ただ生きてるだけでドラゴンを引き寄せる」という体質を考えれば早晩そういう結論になること自体は当たり前とはいえ、彼の場合は明らかに功名心が先立っていたり、よりによってメイシーを巻き込んだりしているあたり、素直に「仕事熱心」という評価はしづらいところですね。

サリバンも「奴のやり口は知っているだろう」という言い方をしていますし、同僚からもあまり良くは思われていないのでしょう。

 

「ダセぇメッシュですね」という煽り、メッシュという「カッコつけ以外の採用理由が絶対にありえないファッション」に狙い澄まして刺しに行ってる(しかもしっかり刺さりまくってる)のが痛快ですね。この煽り、「”名前を残したい”というカッコつけのためだけに他人を陥れることさえする、ファッション以前の人間性そのもののカスさ」への指弾でもありますよね。「誰ですか?」の一言だけで語気を荒げてキレてくるのも名誉欲の裏返しっぽい。

ところでブルーノが言った「竜対法」という単語、良いですね。『BURN THE WITCH』、ウイング・バインドの全体的な建て付けが「会社」というかたちになっているからか、法令遵守を意識させるような描写がチラホラ出てくるのがなかなか新鮮な読み味で楽しいです。

 

ここでバルゴとオスシちゃんのモノクロ扉絵。オスシちゃんの首に巻かれているのが第1話でニニーの言っていた「外出用防護襟」だとすると、この絵は普段彼らが散歩しているときの一幕を描いたものなんでしょうね。冒頭のカラー扉絵が「魔女たちの日常」なら、こちらは「ドラゴンたちの日常」ということになるでしょうか。ブルーノはこの幸福な光景を破壊しようとしているわけですね。ゼッテー許せねえよ…。

 

バルゴを取り押さえようとしてるパーカーの集団がおそらく魔陣隊の隊員ですね。申し訳ないけど見るからに治安が悪そうな人たちです。魔陣隊(インクス)の名の通り、スプレーを使ったグラフィティアート的ななにかをやる部隊なんですかね。ブルーノが言った「魔防壁(シールド)」というのがヒントだと仮定すると、彼らは対ダークドラゴン戦闘における後方支援部隊なのかなと思いました。「空中にスプレーで魔法陣を描いて、味方を守る魔法をかける」みたいなの、すごいありそうじゃないですか? スプレー魔法による防御支援が魔陣隊で、詠唱魔法(のえるたちも度々使っている「マジック」)による攻撃寄りの支援が呪歌隊、みたいな役割分担があるのかも?

などと考えを巡らせていたんですが、アニメ『BURN THE WITCH』公式サイトのキーワード紹介ページに、魔陣隊の概要が記載されてました。

burn-the-witch-anime.com

これによると魔陣隊はダークドラゴン討伐の実戦部隊の一つで、「封印された魔陣を解放しながら強力な技を繰り出すことが特徴」とのこと。封印された魔陣ってなんじゃ??? まあとにかく魔道士系のジョブっぽいです。

 

メイシー、竜を与えられたのではなく、自分で拾って育てていたというのは意外でした。「魔力の極めて高い人間」とはつまり、BLEACHで言うところの「霊感の強い人間」に当たるのでしょうね。ニニーとのえるも、どうも元々は表の人間だったのが、魔法的な素質によって裏側に出入りするようになった、ということのようです。彼女らの現在の生活の軸足が表と裏のどっちにあるのか気になりますね。

ニニーの笛をブルーノが蹴り上げたときに飛び散っている魔力の光なんですが、これ、やっぱり完現術者が放つ「完現光(ブリンガーライト)」によく似た描き方だな~と思いました。実線のまわりを淡いトーンで縁取る感じというか。魔女たちは基本的には「霊的資質を備えた生身の人間」に当たるようですから、死神よりは滅却師や完現術者のほうが(能力のあり方としては)より近い存在のはずで、そういう部分を暗に示してるのかなと思います。

 

メイシーたちを連れて逃亡したニニーたちを追うべく、ブルーノが「リッケンバッカー」という名の竜を召喚します。この召喚はどういう仕組みなんでしょうね。ていうかこの竜、召喚時の魔力的なエフェクト的に『黒化』が進んじゃってるような印象を受けるんですけど、大丈夫なんでしょうか。

それはそれとして、ウイング・バインドの魔女/魔法使いは、ドラゴンハンターであると同時にドラゴン使いでもあるというのが面白いですね。ドラゴンという存在の不安定さというか、危うさみたいなものが感じられる設定です。

ところで、これは完全に余談ですが、「リッケンバッカー」というとアメリカの楽器メーカーが出てきます。主にギターを作ってるようです。この会社、創始者の親類でアメリカ陸軍の撃墜王でもあった「エディ・リッケンバッカー」の知名度をブランド展開に活かすべく、この名前をブランド名として大々的にアピールしていたそうなんですね。ブルーノの従えるドラゴンがこういう名前なのは、この撃墜王に肖ってのことなのかな~とちょっと思いました。ブルーノ、いかにも「撃墜王」とか好きそうですしね。

 

ニニーたち、魔法で身を隠してメイシーから事情を訊きます。自分の性分に合っていない売り出し方をされてしまうCD2での活動が好きではなかったメイシーにとっては「あたしだけに見えるドラゴン」が心の支えになっていたんですね。アイドルを辞めてしまったらニニーと一緒にいられなくなるし、自分が何者でもなくなってしまう、だから辞めるに辞められなかったが、エリーと出会ったことで「ドラゴンが見える特別な人間」という肩書を得た(と、少なくともメイシーは思った)ので、CD2を脱退する決心がついたようです。

メイシーが感じている「アイドルを辞めた自分のことなど誰も見てくれない」という不安なんですが、じつはある程度明確な事実としてすでに描かれていて。第1話の冒頭、ニニーに詰め寄るパパラッチたちにぶつかって買い物袋を取り落している女性、これがじつはメイシーだったんですね。特徴的な髪型ですし、今週メイシーが「きっと誰もあたしのことなんか見てもくれなくて…」と言っているコマでもこのシーンをクローズアップして明示してくれていますね。少なくとも、「考えすぎ」とか「気にしすぎ」とかいった気休めが気休めにすらならない程度には、素のメイシーは本当に存在感が薄い人物のようです。なにしろ「メイシーのことを訊こうとしているパパラッチ」にすら気づかれないレベルなので。

f:id:hoasissimo:20200907121644p:plain

週刊少年ジャンプ2020年38号 28ページより)

 

メイシーが抱えている、「いつか誰かが自分を特別なところへ連れていってくれる」という信念、いわゆるシンデレラコンプレックスそのものですね。

メイシーの「背が高くてメイク映えしてダンスが上手い」という特徴と、「他人が用意した服とメイクに身を包んで他人がプロデュースしたあり方をそのまま受け入れる」というアイドルとしてのあり方は、まさしくシンデレラそのものなんですよ。シンデレラは、魔女のおばあさんに誂えてもらった衣装を大喜びで受け入れるので。

 

 

ここでニニーの「おとぎ話なんかクソでしょ」バチバチに効いてくるわけですね。

 

 

f:id:hoasissimo:20200907150312p:plain

週刊少年ジャンプ2020年38号 28ページより)

いま読むと、完全にメイシーの話なんですよねこれ。連載版『BURN THE WITCH』は、ニニーとメイシーという二人の少女が「魔法」をめぐってなんやかんやする(「自身のあり方や互いの距離感を見つめ直す」というような方向の)物語なんですよと、最初に教えてくれていたわけですね。

ニニーは「魔法をかける側がいい」というのは第1話の冒頭ですでに語られています。おとぎ話のお姫様がメイシーで、魔女のおばあさんがニニー。でも魔法はいつか必ず解けてしまう。それは約束を破ったからでも時間を過ぎたからでもなく、「いつまでもバカな子供のままではいられないから」なのでしょう。だからニニーは魔法をかける側に回ることで、(いつか目覚めてしまうとしても)幸福な夢を見せてあげる仕事がしたいと思っているんですね。それがニニーにとっての「アイドル」であり、ドラゴンの脅威から市民の平和な日常を守る「戦術隊の魔女」なのだと思います。もうマジでかっこいいですねニニー。。。

ただ、だからといって「じゃあニニーがメイシーにお姫様の魔法をかけてあげるね☆彡」っていう流れだと、なんの解決にもなってないんですよね。ニニーへの心酔・依存が強まるだけです。問題の核心は、メイシーが自分という人間の素顔を愛せていないことにあります。今のメイシーは、「他人のイメージを押し着せられたアイドル」という魔法は解けたものの、今度は「ドラゴンが見える特別な人間」というまた別の魔法にかかってしまっていて、やはり「そのままの自分」というものを見ようとしていない状態なんですね。ただ依存先を乗り換えているだけなんです。

ちょっと話が逸れますが、このテーマって、「俺は俺自身で戦う」という、『BLEACH』後期のテーマにもリンクするところがありますよね。「THE BLADE IS ME」の話です。だとすると、メイシーの問題点の本質は、自分の中のいろいろな資質を「本来の自分とは別個のもの」として切り分けすぎているところにあるのかもしれません。彼女が持っている「アイドル」としての資質も「魔女」としての資質も、どちらもメイシーの一部分でありメイシーそのものであるはずです。どちらもかけがえのない自分であると認めるところから、彼女の再スタートが始まるのではないでしょうか。

メイシー、「やめたらあたし誰でもなくなる」「辞めたらあたしには何もなくて」というセリフにも表れている通り、とにかく「お姫様の役」を演じていない自分に価値を感じていないんですよね。であれば、こういう自己肯定感の低さを解決するような魔法を、ニニーとのえるが見せてくれるのかなと期待してます。

  

あと、一つ気になるのが、メイシーの「自分が特別になった気がしたの」を聞いたときの、バルゴの物哀しい表情。これ、バルゴもまた「特別なものをなにも持っていない自分」に思いを馳せているのかなというふうに見えるんですよね。

さっきも述べたように、自分には何もないと嘆くメイシーですが、彼女はアイドルとしてバリバリやっていけるだけの美貌や身体能力を持っているし、いずれ魔女になっていただろうと太鼓判を押されるような魔法的資質も持っています。

でもバルゴにはそういうものがありません。彼は偶然にも長年に渡ってドラゴンと接触し続けたことでドラゴン憑きになってしまってはいますが、それすらも「ドラゴンが勝手に寄って来る」だけであって、彼自身から能動的に発揮できる能力というものは特にない。

もしバルゴにもメイシーのような魔法的資質があったなら、彼は「ドラゴン憑き」ではなく「魔法使い」になれていたのかもしれません。

でも、事実、彼にはそんなものは無かった。それが全てなんですね。

何もなかったからドラゴン憑きになっちゃったし、いままさに「害竜」として抹殺されようとしているわけです(この表情の時点ではバルゴはまだそのことを知りませんが)。「自分と比べてこんなにもすごいところがいっぱいあるメイシーですら”何もない”んなら、自分にはいったい何があるんだ? 本当になんにもないんじゃないか?」という思いがこのシーンのバルゴに去来しているんじゃないかなと、私は思います。このあたりも一緒に解決に向かってほしいですね。

ただ、「バルゴにはガチで何もない」と散々繰り返しておいてナンなんですが、一つだけ補足しておくと、バルゴの善良さ・人畜無害さをわかりやすく示している部分というのもあるにはあって。それは、オスシちゃんの存在です。

どういうことかと言うと、まずオスシちゃんって、子犬の皮をかぶったダークドラゴンじゃないですか。「人間の負の感情を吸い取って育った、人間を害することで生きる邪悪な竜」じゃないですか。なのに、読切版の描写を見れば明らかなように、オスシちゃんがバルゴから吸い取った負の感情って「のえるちゃんパンツ見せて」以外に無いっぽいんですよ。だからこそオスシちゃんは「のえるちゃんパンツ見せて」しか喋れないイカれたダークドラゴンになっちゃったわけで。

もちろん、「交際相手でもない異性に下着を見せてくれと迫る行為」は全く褒められたものではありませんし、この行為を「思春期男子がやりがちな微笑ましいイタズラ」などとして一笑に付すつもりもありません。バルゴは明確にセクハラ野郎です。作中では被害者であるのえる自身の手で即座に物理的制裁を加えていますので、当事者間での罪と罰の帳尻合わせはできているのかなとは思いますが。

ただ、ここで注目したいのは、「意中の相手に対するスケベ心以外に”負の感情”と呼べるものがほとんど無いらしい」という点なんですよ。エリーを見れば分かるように、ドラゴンは、「そばにいる人間が表に出していない感情」でもお構い無しで吸い取ってしまう力があります。なのにオスシちゃんはバルゴから性欲しか吸い取れなかった。彼にはそれ以外に邪念が無かったんですよ。これ、よっぽど底の抜けたお人好しでなければまずありえないことですよね。ダークドラゴンであることが分かった後のセルビーに対してすら親友としての愛情を捨てられなかったところなんかが、彼の善性のハイライトだと思います。そういう彼の愛すべき部分をのえるがバルゴに気づかせてやる、というような流れはありそうな気がしますね。

ところで、メイシーやバルゴに通底しているっぽい「自分という人間を表すための肩書を欲しがる」という性質、名誉欲に取り憑かれているブルーノにもちょっと通じるところがありますよね。彼もまた、今の自分のあり方に納得がいっていない人なのかもしれません。のえるの「制服が好きだ 私が何者であるかを 誰にも証明しないで済むからだ」もこのラインに乗せて読めそうです。その場合は「わざわざ他人に対して自分が何者であるかの証を立てようとする必要はない、今ある自分を他でもない自分自身が認めてやるのがまず大事なんだ」みたいな方向に収束していくのかも。まあそういう総括は終わってからにしましょう。

 

と言ってる間に、「害竜指定」の手続きが完了、バルゴ討伐が本格的に始まるようです。とはいえ、サリバンからしてブルーノに対して含むものがあるようでしたし、蓋を開けてみたらむしろブルーノを止めるためにウイング・バインド全隊が動く、みたいな流れも大いにありそうです。次回は50ページを超える大ボリュームのようですし、大立ち回りを期待したいところですね。

 

今週はここまで。

お付き合いくださり、ありがとうございました。

それでは。