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Black and White

『BLEACH』を愛して止まない男・ほあしが漫画の話をします。当ブログに掲載されている記事の無断転載を固く禁じます。寄稿のご依頼などはhoahoahoashi@gmail.comまでどうぞ。

『週刊少年ジャンプ』2017年21・22合併号の感想

こんばんは。ほあしです。

今週のジャンプの感想です。

 

◆『僕のヒーローアカデミア』No.135「嫌な話」

 オーバーホールの目的が概ねヒーローたちに突き止められ、エリちゃん救出作戦が始動するようです。ていうかエリちゃん、本当にオーバーホール本人の血を分けた娘だったんですね(「娘」というのは方便で、どこかから拐ってきたのではとか思ってた)。最初からこの社会転覆計画に利用するために作った娘なのか、たまたま出来た娘がお誂え向きの個性だったから便利に使ってるだけなのかが気になりますね。計画の規模の大きさを見るに前者っぽいのかなあと思いますが。ていうか母親はどうしてるんでしょうね。「娘の個性が"個性破壊"だと判明した時点で用済みなので口封じとして"分解"しちゃった」とかいかにもありそうで怖いです。僕の中のオーバーホール像がどんどん外道になっていく。エリちゃんの血液・体細胞をそのまま弾丸にブチ込んでいるという清々しいまでの雑さがちょっと格好良い。より効果を高めるための精製工程とかは今後洗練させていくという感じなんでしょうね。

 あと、トリガーに関しては八斎會が元締めというわけでは無いっぽいですね。巷で流行しつつある違法薬物を仕入れて自分の計画にうまく利用させてもらっているという感じに見えます。まあ「個性増強」と「個性破壊」のコンボがどれほど強力かなんてのはそれこそ誰でも分かる話なので、アンダーグラウンドにおける八斎會の存在感は今後日増しに大きくなっていくでしょう。「超人社会の理を壊す」というオーバーホールの目的はそこから始まるんだろうなと思います。これに死柄木たち敵連合も協調姿勢を取る予定なわけですから、いよいよ本格的に戦争勃発かなという感じですね。楽しみ。

 余談ですが、雄英生たちにいちいち突っかかっていたヒーローの彼、もういっそ哀れなほど頭が悪くて最高ですね。話半分で勝手に早合点してトンチンカンなことを言い出したり、たまたま往来でオーバーホールに遭遇したものの、状況が許さず追求しきれなかった学生二人を結果論的に責めたりという思慮の浅さが本当にダサい。たぶんこのダサさは堀越先生は意図的にやってるんだろうと思うので、彼の動向にも地味に注目したいです。

 

◆『鬼滅の刃』第59話「侮辱」

 魘夢、「汽車と融合した」と簡単に言ってますが、そもそも鬼ってそんなインチキできるの!? という驚きが先に立ってしまいました。「君がすやすやと眠っている間に」と言っていますから、魘夢は最初から汽車と融合していたわけではなく、炭治郎たちを術中に陥れたあとで融合を果たしたということですよね。炭治郎が眠りに落ちてから覚醒するまでの時間はそう長くなかった(魘夢本人が「短時間で覚醒条件も見破った」と言っている)ので、どうも何か大仰な血鬼術を用いて融合したとかでもないっぽい。十二鬼月クラスの鬼だとこういう真似も出来るということなんですかね。だからこそ上弦の鬼たちは長きに渡って"柱"を屠り続けることが出来ているのかもしれません。

 伊之助、どうやって目覚めたんですかね。自害が覚醒の条件だというのはおそらく全員共通だろうと思うんですが、夢の中とはいえ伊之助が自害するっていう流れがちょっと想像つきません。そのあたり、次回で語られるんですかね。

 で、番外編ですよ。炭治郎モテすぎ問題・・・。カナヲの名前、しのぶちゃんのお姉さんから採られたものだったんですね・・・。昔のしのぶちゃんはかなりお転婆だったようで、これを見ると、現在のしのぶちゃんが本当に結構な無理をしてるというのがよく分かりますね。非常に明け透けで口さがないところに生来のお転婆さが垣間見える気もしますが。ていうかお姉さんのカナエちゃんあまりにもチャーミングすぎますね・・・すべての笑顔が可憐すぎる・・・。事あるごとに理由もなく番外編に登場させてほしいレベルで好きな顔ですね・・・最高・・・。

 

◆『火ノ丸相撲』第142番「どうだった・・・?」

 最高でした・・・。佑真、あと一歩及ばなかったものの、持てるものを本当に全て出しきったという感じの見事な戦いぶりでした。五條兄妹の変化にそろって言及されてるのも良いですね。最初は普通に悪役でしたからねこの二人。佑真の「充実してた・・・」の晴れやかな笑顔が最高ですし、「やめらんねぇかも」とまで思ってしまっているのも本当に最高。あと、四方田さんが個人戦で体力を温存しまくっていた理由も超アツいですね。主将である四方田さんにとっては団体戦こそが最大の頑張りどころだというのは分かるんですが、そのために個人戦をほとんど捨ててしまうというのは相当な気の入れようだよなと思います。集団のために滅私奉公することを必ずしも美徳とは思いませんが、自分がかつて味わった悔しさを仲間たちには味わわせたくない、ハズレ年と言われていた自分の世代の救世主のようなタイミングで久世が来てくれた、そういうことについて主将として報いたい、という四方田さんの思いは非常に胸を熱くさせてくれました。

 

◆『左門くんはサモナー』第78話「左門くんは?」

 ギャグ無し回その3。今週はもう完全にバトル漫画でしたね。ベルゼビュートvsアンリの攻防がめちゃくちゃ迫力あってビックリしました。本気のアンリが本当に美しくて格好良いです。「拳以外で話ができぬ」って格好良すぎるでしょう。

 で、ですね。最も大切なこだわり・プライドを捨ててアンリに頼った、という事実上の敗北宣言の流れすらフィニッシュブローの囮にしてしまう左門くんの勝利への貪欲さ、執念深さがまた非常に格好良いですね。さっきから「格好良い」しか言ってない気がする。でもマジで格好良いから仕方ない。「最終的に勝つためなら手段や過程を選ばない」というスタイルをかなり極めたところにいる感じがします。どんなに汚い手を使ってでも最後に勝つ奴が一番えらい、という言い方をすると常日頃のカス性にも相通ずるところが見えるのも面白いです。常に全力で生きてるやつなんですな、左門くんは。アンリすら巻き込むレベルの大技を放り込んだのでそろそろこの戦いも幕かなと思いますが、アンリおよび赤き竜との関係についてどういう落とし所に持っていくんでしょうか。まあベルゼビュートさえ絡まなければ赤き竜の面々は普通に友達って感じですし大した変化もない感じなんですかね。気になります。

 

成田良悟版『BLEACH』ノベライズの話

 ついに詳細が出ました。成田良悟先生による、檜佐木を主役に据えたノベライズです。『ジャンプ+』および『BLEACHアプリ』にて、今月28日の金曜日から隔週で連載が始まるようです。

 タイトルはBLEACH Can't Fear Your Own World』とのことですから、やっぱり「恐怖」の話が大きなテーマになってくるのでしょうね。檜佐木主役で「恐怖」というこの時点でもう成田先生の「分かってる」感がありありと伝わってきます。この連載は全7回の予定らしいんですが、その7回で全編を公開してしまうのか、途中までにとどめて続きは単行本でとなるのか、ちょっと読みかねるところではあります。まあさすがに全編公開は無いか。いずれにせよ楽しみでなりません。たぶんこのノベライズの連載中は感想記事をあげていく感じになるかなと思いますので、そっちもよろしくお願いします。

 

 今週の感想は以上です。

 ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。

 それでは。