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Black and White

『BLEACH』を愛して止まない男・ほあしが漫画の話をします。当ブログに掲載されている記事の無断転載を固く禁じます。寄稿のご依頼などはhoahoahoashi@gmail.comまでどうぞ。

『週刊少年ジャンプ』2017年6号の感想

ジャンプ 感想

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

こんばんは。ほあしです。

今週のジャンプの感想です。

 

◆『僕のヒーローアカデミア』No.121「後期始業式」

 かっちゃんとデクの確執、綺麗にまとまったというか、以前よりは相当健全なライバル関係になったなと思います。シュートスタイルに対する感想をデクが求め、かっちゃんがそれに素直に応じているのがその辺り象徴的だなと。感想戦ができるのは、互いの実力について最低限度の信頼があることの証だと思うので。

 心操くん、体格がゴツくなったという情報が出てきましたが、やはりこれはヒーロー科への編入に向けたトレーニングの成果ということなのでしょうか。ヒーロー科入学試験の不合理さを嘆く相澤先生とともに何か話を進めているようですし。今週のように大変分かりやすい仄めかしも出てきましたし、そろそろこの話について具体的な進展があるかもしれませんね。

 で、なかなか気になるヒキで終わりました。オールマイトの元・後継者候補をここで出してくるようです。「まさしく君の後継にふさわしい人間」という評価を受けていますから、かなり優れた人格の持ち主なのでしょう。雄英の上級生がネームドキャラクターとして登場するのはこれが初めてだったはずですし、楽しみです。

 

◆『鬼滅の刃』第44話「隊律違反」

 善逸、無事でした。「隠」を指揮しているのはしのぶちゃんの妹とかですかね。胡蝶姉妹の家と思しき「蝶屋敷」に怪我人を運び込もうとしているくらいですから、胡蝶の家は元々鬼殺隊と関わりの深い家柄なのかもしれません。

 しのぶちゃんと冨岡さんの舌戦。しのぶちゃんの煽りスキルやばいですね。ほぼ全てのセリフが煽りとして機能しています。「嫌われている自覚が無かったんですね」は本当にひどい。しかし冨岡さん、そんなにみんなから嫌われるような人物には見えないんですが、しのぶちゃんの煽りは事実なんですかね。単に冨岡さんの神経を逆撫でするために適当言ってるだけという線もありそうです。

 禰豆子に対するしのぶちゃんの対応ですが、やはり鬼である以上、基本ラインは「殺す」なんですよね。日輪刀に刻まれた『悪鬼滅殺』の銘が物語っている通り、鬼殺隊にとっての鬼とは議論の余地なくすべて「悪しきもの」であって、かつて一度見逃してくれた冨岡さんのほうがイレギュラーなのでしょうね。

 結局この場だけでは収まらず、鬼殺隊の「本部」とやらへ舞台を移すようです。炭治郎と禰豆子を拘束するよう指示したのが誰なのかが気になりますね。柱の面々が勢揃いしているところを見ると、炭治郎たちの処遇は鬼殺隊にとって結構な大事なのかもしれません。それにしても柱、どいつもこいつもアクの強そうな連中ばかりです。鬼殺隊の制服が黒い詰襟なせいでなんか妙なバンカラ漫画みたいな空気感を感じないでもないですがそのうち慣れるでしょう。

 

◆『ハイキュー!!』第236話「アジャスト・2」

 アツいですね。一年前の春高では何も出来ないままに終わってしまい、負けても泣くことすらできなかったという椿原学園の上級生たちが、今では烏野の多彩な攻撃にも確実に対応する凄まじいラリーの攻防を演じられるようになっています。こういうのを見せられると、椿原の敗退でまんまと泣かされてしまうんだろうなと今から覚悟せずにはいられません。

 日向の速攻に対して椿原の監督は「我慢してリードブロック」を徹底するよう指示しています。こういう指示を見せたあとで烏野の前衛に月島が回ってくるのが面白いですね。月島の持ち味もまた徹底した観察眼に基づくリードブロックです。そうして堅実なブロック同士がぶつかることで必然的に長いラリー戦が生まれ、エース寺泊が月島の意表を突くストレート狙いのスパイクを繰り出し、それを日向の「ボール拾い」がギリギリ止めるという一連の流れが非常に綺麗です。当たり前の話ですが、ひとつのドラマから連鎖するかたちで次のドラマが生まれ、その連なりが試合全体の推移になるんですよね。すべてが繋がっているからこそ試合の結果に説得力が生まれるし、感動させられるんだよなあと改めて思いました。

 

◆『火ノ丸相撲』第127番「鬼丸国綱と童子切安綱、再び」

 いよいよ火ノ丸vs天王寺ですね。この漫画についてつくづく「上手いな」と思うのは、「別にここで天王寺に勝利しないかぎり火ノ丸の夢が潰えるというわけでは全くない」というところなんですよね。たとえ負けたとしても、実力の程を示しさえすれば付出の資格を与えられる可能性は十分にあり得る、という情報を先に提示しているおかげで、主人公の負けも普通にあり得る=展開が全く読めないという状況を作っています。全国大会の決勝戦なのにです。すみません、まだこれは準決勝でしたね。いつの間にか決勝だと思い込んでしまっていました。。。まあとにかく、作劇の上手さというか、実在する制度を本当に上手く使ってお話を作っているなと思います。

 久世に負けた天王寺の再起というか再燃というか、「高校横綱」としての風格をここできっちり取り戻しているのも良いですね。久世への敗因を「気持ちまで挑戦者になってしまっていたから」としているのもナチュラルボーンチャンピオンって感じで格好良い。主人公の挑むべき王者が中途半端な状態では困りますからね。最高の状態で立ちはだかって欲しいところです。

 この全国大会がどういう終着になるのかは分かりませんが、最近たまに言われているようになっている「そろそろ完結するのでは」というのはちょっと気が早いように思うんですよね。だってこの漫画の目標は「高校横綱」などではなく、あくまでも「プロの大相撲の横綱」ですから、普通にプロ入り後までお話は続くんじゃないかと思います(もちろん、この作品の人気が続く限りは、という但し書き付きですが)。いずれにしても、ラストバトルが楽しみです。

 

◆『左門くんはサモナー』第63話「左門くんは想像以上にキレた野郎」

 ついにてっしーパパ登場です。天使ヶ原家の表札には「円(まどか)」という名がたしかにありまして、表札の筆頭にあったので父親の名前なのかなと思う反面、でもこれはどう考えても女性の名前だよなあと思っていたんですが、まさか本当にそのまま「まどか」と読むかたちで男性の名前として使うとは思いませんでした。それとも私がたまたま馴染みがないだけで、円(まどか)という名前の男性って世の中には意外と居たりするんでしょうか。

 しかし、左門くんも然ることながら円パパも相当キレた野郎ですよね。娘の友達のスネを何の迷いもなく蹴り始める成人男性完全にヤバいですよ。これからはもっと盛大に大暴れしてほしいところです。あと、彼に関しては単行本でプロフィールが明かされるのがものすごく楽しみです。単なる家族大好きマンという以上の隠し玉が何かありそうな気がするんですよね。特に根拠はないんですが・・・。

 

 そういえば、『BLEACH』ノベライズ版『WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』が先月の末に発売されましたね。みなさん読まれましたか。まだの人は今すぐチェックですよ。

 

 近いうちにこの小説の感想記事もまとめようと思うんで、よろしくお願いします。

 

 今週の感想は以上です。

 ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。

 それでは。